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血糖値とベジファースト

血糖値は何故上昇するのか

インスリンの分泌が少ないことが原因

最近では若年層でも糖尿病を患う方が増えてきています。その一つの要因には、食の欧米化が挙げられます。パンや肉、糖質の多い食品などを食べた後には特に血糖値が上がりやすくなり、欧米人と比較して血糖を下げにくい体質の日本人は食後に高い血糖値を維持したままの状態が続きやすくなります。では、なぜ血糖値は上昇するのでしょうか。血糖値の上昇について気になる方はこちら。

血糖値は食後に上昇しやすくなります。食事によって摂取したブドウ糖は、腸まで届いて吸収されます。吸収されたブドウ糖は血液に取り込まれ、インスリンの働きによってエネルギーへと変換されます。

このように、血液に含まれるブドウ糖は食後に最も高くなるため、食後に血糖値が上昇するのです。インスリンが正常に分泌されて、本来の働きをすることができれば、食後2時間もすると血糖値は通常の値に戻ります。

食後2時間経っても、血糖値が140mg/dLを上回る場合は、「食後高血糖」と定義されます。食後高血糖が起こる原因には、血糖値を下げるために働くインスリンの分泌が少なかったことが挙げられます。インスリンの分泌が少なく慢性的に血糖値が高い状態を2型糖尿病といいます。

食後高血糖は糖尿病を発症した早期の段階によく見られる症状です。食後高血糖の症状がある人でも空腹時の血糖値が正常であること場合もあるため、空腹時血糖だけを調べていると見過ごされてしまう危険性のある症状です。

このため、気付かないうちに糖尿病を発症し、気付いた時には進行しているという場合もあるので注意が必要です。気付かないままでいると脳卒中の原因となったり、その前段階である動脈硬化を進行させたりすることにもなりかねません。気になる方は一度医師に相談することをおすすめいたします。